個性豊かな日本画や彫刻 常陸太田で美術協会展 19日まで 茨城

茨城新聞
2025年10月16日

常陸太田市美術協会(沼田久雪会長、会員46人)の第21回美術協会展が、茨城県の同市中城町の市民交流センターで開かれている。日本画や洋画、彫刻、デザイン、写真の各分野で個性豊かな51作品が並ぶ。同展は19日まで。

同協会員の日頃の創作・芸術活動を紹介し、市の芸術文化の振興に貢献することなどが狙い。県展などで活躍する会員も多く、出品数が最も多い洋画では100号の大作も展示されている。写真は自然の風景や桜の花、祭りの熱気などを独自の視点で捉え、デザイン分野でも見応えのある作品が出品されている。

同協会代表幹事の関根幸雄さんは「かなりレベルが上がってきている。一つ一つの作品が個性的なので、会場に足を運んで楽しんでほしい」とアピールする。入場無料。午前9時から午後5時(最終日は同4時)。