50人が多彩な表現 つくばで現代美術家協会支部展 20日まで 茨城
茨城新聞
2025年4月16日

美術団体「現代美術家協会」茨城支部(佐野幸子支部長)の第41回茨城現展が、茨城県つくば市吾妻のつくば美術館で開かれている。支部会員など約50人が手がけた絵画や立体、工芸など、多彩な表現の作品約200点が並ぶ。同展は20日まで。
同展は毎年5~6月に国立新美術館(東京)で開かれる全国公募を前に、支部会員の研さんを兼ねた発表の場となっている。
佐野支部長は「YELL」と題した縦約1.9メートル、横約1.6メートルの絵画を出品した。ウクライナやパレスチナ自治区ガザをはじめ、戦火の中にいる世界の人々に対する応援の気持ちを、赤と黒を基調とする抽象画に込めた。
佐野支部長は「作者が自分の思いを自由に表現した作品を、楽しんでもらえたら」と話す。同展は午前9時半~午後5時(最終日は午後3時)まで。