花やヘビを繭クラフトで表現 群馬県立日本絹の里(高崎市)で作品展

上毛新聞
2025年3月8日

繭や絹の魅力に触れてもらおうと、群馬県立日本絹の里(高崎市金古町)で「まゆクラフトと絹の作品展」が開かれている。一般公募の繭クラフトは繭の特性を生かし、技巧を凝らした花や巳(み)年にちなんだヘビを表した作品が並び、訪れる人の目を引いている。4月7日まで。

工芸作家による手描き友禅染の絵画や、スイセンの刺しゅうの施された着物、繭から作った釉薬(ゆうやく)を用いた陶芸作品も紹介している。

展示担当の山口佳奈さんは「いろいろな角度から、繭や絹の作品をじっくり鑑賞してほしい」と話していた。