動物モチーフに100点 陶・羊毛フェルト・ガラス 笠間で工芸作家3人展 25日まで 茨城
茨城新聞
2024年12月22日
陶、羊毛フェルト、ガラスと異なる素材・分野で創作活動する3人の女性工芸作家が、それぞれ動物をモチーフに制作した作品を一堂に集め、紹介する「要美紀・なかのいくこ・三浦泉 三人展」が25日まで、茨城県笠間市下市毛のギャラリー「coseto・cosera」で開かれている。
要さんは福島県会津美里町の陶芸家、なかのさんは茨城県石岡市の動物造形作家、三浦さんは埼玉県蓮田市のガラス作家で、合わせて約100点を出品した。
店内では、壁にかかったキリンやロバ、ヒツジの頭の大きな造形が目を引く。なかのさんの作品で、素材に使った羊毛は、草木染し、柔らかい色を付けている。要さんはネコのデザインのオブジェや食器などを出品。三浦さんは自ら考案のキャラクター「妖精どうぶつココたん」を絡め、おとぎ話のような情景に重ねたオブジェを出した。
ギャラリーでは「クリスマスっぽさを感じられる作品もあるので、足を運んでほしい」と話している。
午前11時半~午後5時。同ギャラリー(電)0296(85)5559。