イオン太田(群馬)に子どもの遊び場オープン スバルがデザイン、憩いの場提供
上毛新聞
2024年11月30日
群馬県太田市石原町の大型商業施設「イオンモール太田」は、専門店街2階に未就学児向けの遊び場を開設した。市内に生産拠点を置くSUBARU(スバル、東京都)が太田のまちと共生をテーマに、自動車や金山の緑、動物をデザイン。買い物に訪れた家族連れに憩いの場を提供する。
「えがおのあそびば」と題し、上から見ると共同の意味を持つ「Co」の形にデザインした。広さは74平方メートルで、クッション性のある床に車のおもちゃや動物が息づく金山をイメージした段差などを設けた。遊び場を囲むベンチはリンゴのしぼりかすをアップサイクルしたレザーを使った。
26日に開かれた式典で、SUBARUの堀陽一執行役員は「子どもたちがこの場所で遊び、太田のまちに誇りを持ってもらえたらうれしい」とあいさつ。式典後には招待された市内の台之郷こども園の園児28人が駆け回って遊んだ。坂本莉緒ちゃん(6)は「友達と車で遊ぶのが楽しかった」と声を弾ませた。