「歴史まちづくりカード」 土浦市5000枚配布 26日から 茨城
茨城新聞
2024年10月25日
歴史的文化的な地域資源を生かしたまちづくりをPRするため、茨城県土浦市は26日から、「歴史まちづくりカード」を無料配布する。市は昨年12月、国から歴史的風致維持向上計画の認定を受け、本年度から10年間、歴史的な建造物や伝統行事の維持向上に力を入れる。市内2カ所で5000枚配布する。
表面のデザインは「霞ケ浦が育んだ水郷のまち」をテーマに「土浦市全国花火競技大会」の鮮やかな花火写真を使用。裏面には花火大会の歴史を紹介し、旧県立土浦中学校本館(国重要文化財)や上高津貝塚(国史跡)など観光スポットを記載している。
10月時点で同計画は全国97自治体で認定され、このうち93自治体でカードが発行されている。県内では桜川、水戸に次いで3市目。認定を受けた各都市と連携して歴史まちづくりの魅力を伝える。大きさは縦5.5センチ、横9センチ。1人1枚まで。配布場所はまちかど蔵「大徳」(同市中央)と、市都市計画課(同市大和町)の2カ所。問い合わせは同課(電)029(826)1111。