市街地で川下り！　群馬・前橋市の広瀬川で「街中リバーフェス」

「街中リバーフェス」が23日、群馬県前橋市千代田町の広瀬川で開かれた。経験者16人と当日参加の小学生ら20人がボードやカヤックに乗り込み、柳がしなだれた緑のカーテンと橋のトンネルをくぐって、水しぶきを上げながら爽快な川下りを楽しんだ＝写真。

区間は雷神橋から絹の橋までの約300メートルで、終盤で高低差約2メートルの落ち込みが待ち構える。夫と参加した伊勢崎市の大川絵里さんは「流れが速く、落ちる時は水にぶつかる。それなりの衝撃があって楽しかった」と笑顔だった。

みなかみ町のアウトドア事業者らでつくる実行委員会が開き、6回目。実行委員長の佐藤晋さんは「市街地でも川下りができる。アウトドアに親しみが薄い人にも楽しみ方の幅広さを知ってほしい」と話した。広瀬桃木両用水土地改良区が水量調節に協力した。