栃木県茂木町の大瀬やなで清流遊び&鮎料理を満喫 涼を求める家族連れで賑わう
下野新聞
2024年8月9日
記録的な猛暑が続く中、栃木県茂木町大瀬の「大瀬観光やな」には、県内外から涼を求める家族連れなどが訪れ、清流を楽しんでいる。
大瀬のやなは1893(明治26)年に地域住民が漁場として造った歴史がある。その後、1963年に現在の観光やなに。大きさは幅約9.2m、奥行き21mと、那珂川で四つあるやなでは最大規模を誇る。
自然石を詰めた大きな竹かご、竹を組んだすのこなどを使う伝統工法で造られている。落ちアユのシーズンは先だが、この時季でもアユやウグイ、オイカワなどがかかるという。
やなの食堂はお昼近くにほぼ客席が埋まり、アユの塩焼きなどを楽しむ観光客が多く見られた。
高林辰彦社長(48)は「塩焼きはもちろんですが、この時季は身が引き締まったアユの刺し身もお薦めです」と話していた。やなは10月末まで設置される。
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