シェレンバウム宇都宮店にパンの自動販売機 その日の売れ残りを2~4割引きで買える

下野新聞
2024年5月17日

洋菓子・パン製造小売業のシェレンバウム(栃木県那須塩原市沓掛)は、宇都宮市鶴田町の「シェレンバウム宇都宮店」にパンの自動販売機を設置した。閉店後に売れ残ったパンを2~4割引きで販売し、フードロス削減を目指す。

消費期限の迫る商品などの自販機販売は、2022年9月から那須塩原市前弥六の洋菓子工場前で開始した。その後、那須塩原市下永田1丁目の西那須野店にも設置した。

フードロス対策で始めた自販機販売だったが、その後原材料費や電気代などの高騰が続いたため、原材料費の回収や廃棄費の削減にも有効という。

宇都宮店の自販機は温度管理ができるロッカーが20個あり、閉店後の午後6時半~翌朝7時まで稼働する。サンドイッチなどの総菜パンや食パンなどがセットになり、500~700円で割安に購入できる。

鈴木謙允社長は「西那須野店などでは閉店を待って並ぶ人もおり、物価高騰の影響を感じる。宇都宮店でもうまく活用してほしい」と呼びかけている。

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