中山秀征さん、群馬・藤岡で書道の実演 「故郷で初の個展、感動」
上毛新聞
2024年4月26日
群馬県藤岡市出身で、同市観光大使を務めるタレントの中山秀征さん(56)の「第1回 中山秀征書道展」(市、ワタナベエンターテインメントなど主催)が20日から、市みかぼみらい館で始まった。来場した中山さんは「初めての個展を生まれ育った藤岡で開けて、言葉にできないほど感動している」とあいさつ。その後、書道実演も披露した。
会場には「鶴舞」や「上毛三山」など本県にちなんだ作品や、地元の藤岡をイメージした「藤花」など31点が展示されている。小学生時代の作品「赤とんぼ」を前に、中山さんは「これが群馬書道協会賞をいただき、書道を続けていくきっかけになった。私の原点」と懐かしんだ。
実演で中山さんは、書道を始めたきっかけなどをユーモアを交えながら説明。「昇龍」の文字を力強く一気に書き上げると、会場から拍手が起こった。
中山さんは子どもの頃から書道を習っており、テレビ番組やイベントなどで腕前を披露してきた。過去には、書道展での入賞経験も多数ある。
イベントは同市の市制70周年を記念する事業の一つとして企画された。
5月6日までで、開館時間は午前9時~午後5時。入場無料。市企画課によると、日程は未定だが、期間中に中山さんが再び来場する可能性もあるという。