山車や太鼓、世代間交流 三柱神社で4年に1度の富田祇園祭 群馬・前橋市

上毛新聞
2024年4月7日

群馬県前橋市富田町の三柱神社で、4年に1度の富田祇園祭が開かれた。3地区から豪華な装飾の山車が集まり、おはやしを披露した=写真。地域の繁栄を祈り、幅広い世代が交流した。

各地区の子どもが法被姿で、にぎやかな太鼓の曲を奏でた。魚釣りゲームもあり、子どもたちが歓声を上げながら熱中していた。

共に前橋荒子小の新5年の町田璃音さんと橋本麻央さんは、鼻筋を白く塗るメークで「さんてこばやし」を演奏。「初めてだったのでドキドキした。難しいところもあったけど楽しかった」と笑顔だった。

新入学生の交通安全や学業成就を願う神事も行われた。前回はコロナ禍で開催できず、8年ぶりの開催。豊作を祝うため約400年前に始まったとされる。