栃木・市貝の「芝ざくら祭り」3月30日開幕　28万株が咲く名所に模擬店などが出店予定

シバザクラの名所である栃木県市貝町見上の「市貝町芝ざくら公園」で「芝ざくら祭り」（市貝町芝ざくら祭り開催実行委員会主催）が30日開幕する。

同公園は約１万8000平方メートルの斜面に約28万株のシバザクラが植栽され、毎年春の開花期には県内外から多くの客が訪れる。30日午前10時から同公園内ステージでオープニングセレモニーを開催する。

見頃は４月中旬ごろの見込み。入園料は大人（中学生以上）500円、小学生以下は無料。

４月30日までの期間中、そばやアイス、ピザなど常設の模擬店が出店。４月の土日祝日に出店してもらう、１日３団体の「１日出店」も募集している。

14日には有機農業推進の官民協働組織「町オーガニックビレッジ協議会」が無農薬、低農薬の春野菜や加工食品販売の店を出す。20日には「芝ざくら号の旅」として、ＳＬもおか号の乗客対象に市塙駅から同公園と道の駅サシバの里いちかいを巡る乗車無料バスツアーを実施。先着40人程度の申し込みを受け付けている。

（問）町観光協会０２８５・６８・３４８３。

【写真説明】市貝町芝ざくら公園のシバザクラ＝2023年４月５日