大洗水族館15周年祝う アシカの子「海人」命名 アクアワールド県大洗水族館
アクアワールド県大洗水族館(石橋丈夫館長)の開館15周年記念セレモニーが19日、大洗町磯浜町の同館内で開かれ、橋本昌知事や石橋館長、小谷隆亮同町長ら関係者が出席し、さらなる飛躍を誓った。橋本知事は「これまでに1700万人の方においでいただいた。今後も発展していけるよう努力したい」とあいさつした。
式典は、21日に開館15年を迎えるのに先立って行われ、小谷町長、地元選出の田山東湖県議もそれぞれ祝辞を述べた。県立大洗水族館は1952年に開館し、その後、2002年3月に全面リニューアルして、アクアワールド県大洗水族館としてオープンした。
また、式典に合わせて昨年8月に誕生したカリフォルニアアシカの雄の赤ちゃんの名前を「海人(かいと)」と発表。名付け親となった、ひたちなか市の会社員、雲類鷲(うるわし)美香さん(33)と坂東市の園児、金井麗美ちゃん(6)も式典に参加し、水族館のオリジナルグッズなどが贈られた。名前は館内募集で応募計1405件の中から選ばれた。
雲類鷲さんは「広い海のそばで生まれ育ったということで、直感的に浮かんだ。水族館のスターになってほしい」、金井さんは「家族と相談して考えた。優しいアシカに育ってほしい」と話した。
このほか、記念イベントとして、魚類学者のさかなクンによる「ギョギョッとびっくりお魚講演会」も開かれた。
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