東武宇都宮百貨店で新潟物産展がスタート のどぐろ握り、三色団子など逸品ぞろい、2月6日まで

下野新聞
2024年1月31日

新潟市のにいがた観光親善大使矢部望実さん(23)ら6人が30日、下野新聞社を訪れ、東武宇都宮百貨店宇都宮本店(栃木県宇都宮市宮園町)で31日に始まる「新潟物産展」をPRした。能登半島地震後、新潟県は観光客が減っているといい、一行は「新潟の魅力を感じて、ぜひ現地に足を運んでほしい」と呼びかけた。同展は2月6日まで。

今回はのどぐろを使用したすし、名物「三色団子」、包丁をはじめとした工芸品など計28店が出展する。新潟県を代表する3酒蔵の銘酒コーナーもあり、矢部さんは「海の幸から銘菓まで逸品ぞろい」とアピール。初日は先着100人に記念の米菓を贈る。

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同県は地震で1万2千棟以上の住宅被害が発生。うち6割超を占める新潟市では、通常営業している宿泊施設が多いものの、キャンセルもあり観光客数は落ち込んでいるという。

政府は3月から、新潟、石川など4県を対象とした観光復興支援「北陸応援割」を実施する。新潟市観光政策課の明間研課長は「国の補助も活用し、ぜひ安心して観光に来てほしい」と話した。

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