つつじ庵(群馬・渋川市)の「高崎プリン」が総合準V 食品部門はセレンディップ高崎の「高崎リーフパイ」が最高賞
JR東日本は、管内1都16県の土産品から選ぶ「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2023」の結果を発表し、2番目に得票数が多かった総合準グランプリに、つつじ庵(群馬県渋川市白井)の「高崎プリン」が輝いた。食品部門の最高賞には、セレンディップ(高崎市島野町)の「高崎リーフパイ」が選ばれた。
つつじ庵はこれまで食品部門賞を2度受賞し、総合準グランプリは初めて。高崎プリンは3月に販売を始めた。神津牧場(下仁田町)のジャージー牛乳とシルクパウダーを使用。カラメルの代わりに県産はちみつを底に敷いたはちみつ、プレーン、チョコレート、イチゴ、桑茶の味がそろう。
取締役の矢野目敦史さん(47)は「しっとりなめらかな濃厚プリンに仕上げている。県産食材をふんだんに使った商品で準グランプリに選ばれてうれしい」と喜んだ。
セレンディップはこれまで北関東エリア賞、新人賞を受賞。食品部門賞に選ばれた高崎リーフパイは、7月に販売を開始。高崎産小麦「きぬの波」を使用し、パルメザンチーズを練り込んだ。オーナーシェフの北村竜佑さん(36)は「上品な味わいにした。生産者やJA関係者と開発した商品で受賞できて良かった」と話した。
両商品はJR高崎駅構内で購入できる。高崎プリンは6個入りアソート2290円(はちみつ2個、各味1個)、高崎リーフパイは10枚入り2200円。
おみやげグランプリは6回目。駅や駅ビルで売られている125品がエントリーし、9月15日~10月1日にウェブサイトの投票で決めた。菓子、食品、飲料・アルコールの3部門など16の賞がある。最多得票の総合グランプリは「メープルバタークッキー」(東京都)が選ばれた。
詳細はこちら