ザゼンソウ群生地、公開先立ち保全活動 大田原
下野新聞
2017年1月29日
【大田原】北金丸の市天然記念物ザゼン草群生地の2月1日の一般公開に先立ち28日、地元住民らでつくる「北金丸ザゼン草を守る会」(戸村一之(とむらかずゆき)会長)などが環境保全活動を実施した。
39人が参加し、見学コースの木道を掃いたり、枯れ枝を集めたりした。駐車場から群生地に続く約60メートルの通路では、凸凹をならしビニールマットを敷き替えた。マット代は大田原中央ロータリークラブ協賛金と自治会の費用を充てた。守る会は2014年に発足し、市教委などと年3回保全活動を行っている。
ザゼンソウは現在5、6株が開花。3月末まで一般公開される。開花株数は13年に約120株まで減った後、やや回復し、16年は約290株。
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