日照恵まれ、糖度高く 茨城・常陸太田 ブドウ品質検討会
茨城新聞
2023年8月9日
茨城県常陸太田市内のブドウ園で構成するJA常陸常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長)は8日、同市大里町の同JA太田営農経済センターで、今季収穫されたブドウの品質を調べる検討会を開いた。10日に始まる直売を前に、ハウス栽培に取り組む各ブドウ園で育てられたブドウの出来栄えを審査した。
生産者や同JA、県農業改良普及センターなどの関係者が出席。ブドウ園から持ち込まれた「巨峰」と、市オリジナルブランド「常陸青龍」の2種について、糖度や酸味、色合い、粒数、重さなどを丁寧に計測した。巨峰は独特な香りに加えコクの深い甘みと酸味のバランスがよく、常陸青龍は爽やかな甘さで酸味が少ないことが特徴という。
本多部会長は「日照時間に恵まれ、おいしく糖度の高いブドウに仕上がっている。農園に足を運んで味わってほしい」とアピールした。