古河 「七福神」巡り幸福祈願

茨城新聞
2017年1月9日

年始めに古河市内の七福神を参拝し1年間の幸福を祈願する「第11回古河七福神めぐり」(市観光協会主催)が8日、同市の旧市街地で開かれた。参加者は同市内の寺社10カ所に祭られた毘沙門天、弁財天、大黒天、恵比寿、福禄寿、寿老人、布袋尊の七福神を巡り歩いた。

参加者はJR古河駅西口前に集合し、出発式で針谷力市長が「今年は福の年で酉(とり)年。皆さんの飛躍の年になりますよう祈願します」とあいさつ。

午前9時ごろにスタートした参加者は、各寺社で台紙にスタンプを押した。商店街や自治会は餅や甘酒などを無料で振る舞った。

同市本町2丁目の秋葉神社の毘沙門天を訪れた市内の主婦、清水聖己さん(39)は娘2人と参加。「家族の1年間の健康とみんなの笑顔を祈願した。(七福神めぐりは)街の再発見になる」と話した。

市観光協会の野村久男会長(60)は「商店街の活性化にも役立っている。多くの人に街を散策してもらう機会になってほしい」と話した。

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