ピンクや紫、多彩に サクラソウ100種展示 26日まで 茨城・つくば

茨城新聞
2026年4月23日

100種類以上のサクラソウを紹介する「さくらそう品種展」が、茨城県つくば市天久保の国立科学博物館筑波実験植物園で開かれている。ピンクや紫色など、多彩なサクラソウの展示を楽しめる。同展は26日まで。

サクラソウは国内に自生する準絶滅危惧種。主に河川敷や落葉樹の森などに群生し、4月中旬から5月にかけて花を咲かせる。もともとは1種類の野生種だったが、江戸時代に交配が進み、花弁の形や色などが異なる多様な園芸品種が生み出された。

会場には、筑波大(同市)や市民が所有する品種を展示。現存する品種で最古とされる「南京小桜」や、雪の結晶のような形の真っ白な花弁が特徴の「雪月花」などが並ぶ。

江戸時代に考案された「桜草花壇」を再現し、美しさが引き立つよう、花の向きや色の濃淡にこだわった配置にしている。

同園の田中法生研究主幹は「江戸時代の人たちの努力によって多くの品種が生まれた。自分の好きな種類を見つけて楽しんでほしい」と話している。