アガパンサス見頃 潮来の県道 茨城

茨城新聞
2025年7月5日

ギリシャ語で「愛の花」を意味する澄んだ青紫色の多年草「アガパンサス」が、茨城県潮来市延方西の県道沿いの花壇で見頃を迎えた。地元の市民団体「延方・水の郷を育てる会」が世話をしている花で、関沢勝衛会長は「7月中旬ごろまで楽しめそうだ」と話している。

アガパンサスは南アフリカ原産で、前会長の中野庄吾さんが自宅に植えた1株から増やした。150株になったのを機に、2015年に県道沿いに植え替え、現在は道路脇や中央分離帯に約700株、花は約5000本まで増えている。

関沢会長は「今年は雨が少ないため、花の色が少し薄めだが、ドライバーや近隣住民の癒やしに少しでもなればうれしい」と話した。