レッサーパンダ効果?群馬・桐生が岡動物園の入園者数が7割増に「人気に驚かされた」

上毛新聞
2023年6月8日

群馬県桐生市の山田製作所桐生が岡動物園の2022年度の入園者数は、前年度比76%増の41万3820人(推計)だった。昨年3月から飼育を始めたレッサーパンダの人気が、入園者数を押し上げたとみられる。コロナ禍前の19年度を約8万5000人超上回り、過去10年でも2番目に多かった。

昨年3月25日にレッサーパンダ3匹が公開されると早速効果が現れ、4月は5万1500人、5月は5万8330人が訪れた。その後も反響は大きく、全ての月で10~22年度の平均入園者数を上回った。

過去10年の最多は、ライオン舎が新設された15年度の42万8539人。22年度はこの年に迫る勢いだった。

レッサーパンダ舎に設置した自動販売機で取り扱う関連グッズの売り上げも好調といい、丹羽泰史園長は「昨年はまだコロナ禍の中であり、人気に驚かされた。県外からの来園者も多かった。レッサーパンダなどを売りに、魅力的な動物園にしていきたい」と話している。

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