【動画】群馬・前橋市の中心部にホタル戻る！　水路に揺らめく小さな光　楽歩堂前橋公園

日が落ち、目の前にそびえる群馬県庁のフロアがポツポツと消灯していく。それを見計らうように、一つ、また一つと小さな光が揺らめき、舞い始めた。群馬県前橋市の楽歩堂前橋公園。「さちの池」の南側水路に戻ってきたゲンジボタルだ。

公園管理事務所によると、１９８８年に２００匹超を確認した記録が残るが、その後は見られなくなった。幼虫の餌となるカワニナを放流するなどした結果、５年ほど前から少しずつ光る姿が戻った。コロナ下の制約がなくなったため、今年から水路周辺の電灯を消し、観賞してもらえるようにしている。

風が弱く、湿度の高い日の午後７時半～９時ごろが観賞しやすい。今月末まで見られそうだという。