全国の実験名人が集結　茨城・日立でサイエンスショー　19日までの週末

全国の実験名人が集まる「日立サイエンスショーフェスティバル」が1月28日、茨城県日立市幸町の日立シビックセンター科学館で始まった。全国の科学館から招いた出演者が、2月19日までの毎週末、さまざまな科学の原理を紹介する。

科学の魅力を実験と巧みなトークで伝える同フェスは今回で30回目。これまでは1日で実施してきたが、2年ぶり開催の今年は感染対策のため4週連続で週末に開く。観覧は事前予約制。

1月28日は福島県のムシテックワールドの横田玲子さんが「楽しく学ぶニュートンの科学」と題して登壇。ゴルフボールとピンポン球が同時に一緒に落ちる様子や、金属球を使って「ニュートンのゆりかご」の原理などを披露し、来場した親子連れら約100人を楽しませた。

2月は栃木県子ども総合科学館やつくば科学教育マイスター、名古屋市科学館から招待する予定。横田さんは「各地の科学館の職員がこの日のために練習してきている。ぜひ生で見て楽しんでほしい」と語った。

日立市内の中学・高校5校の科学部によるサイエンスショーも週末に実施され、1月28日は県立日立一高付属中の1、2年生が演劇風の実験ショーを発表した。