23年のえと ウサギ地上絵 茨城・ひたち海浜公園
茨城新聞
2022年12月20日
茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町の国営ひたち海浜公園プレジャーガーデンで毎年恒例の地上絵が完成し、来年のえと「卯(う)」にちなんだウサギの飛び跳ねる姿が楽しめる。
2008年から続く年末年始の風物詩で14回目。11月28日から約3週間かけて縦25メートル、横33メートルの巨大な地上絵を制作した。マツの間伐材で輪郭を作り、約600本のコキアで毛並みを表現。陰影には約2万個の松ぼっくりを敷き詰め、躍動感あふれるウサギを完成させた。
新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻など困難な日々を乗り越え、世の中を明るくしたいとの思いを込めた。
撮影ポイントは1周約15分の大観覧車(高さ65メートル)のゴンドラに乗って5、6分後の最高地点に達する少し前がお勧め。地上絵は来年1月9日まで設置。20日と31日、1月1日は休園。