大田原市とコラボ御朱印帳制作 光丸山法輪寺、3年ぶり大祭合わせ
下野新聞
2022年12月5日
【大田原】佐良土の光丸山法輪寺は3年ぶりとなる光丸山大祭を11日に開く。20年以上にわたって11月に開催してきたが、今年から12月に変更。大祭に合わせ、市とコラボレーションした御朱印帳を新たに制作した。3日には檀家(だんか)らによる梵天(ぼんてん)作りが行われるなど、本番に向けた準備が進められている。
大祭は、みこしや天狗(てんぐ)面のレプリカを引き回す「みこし渡御」が名物。当初は12月13日を縁日として開かれてきたが、1999年に11月3日開催に変更。2020、21年は新型コロナウイルス禍で中止された。今夏行った檀家対象のアンケート結果を踏まえ、9月の総代会で日程を12月に戻すことが決まった。
市とのコラボ御朱印帳は、表紙に同寺のマスコットキャラクター「こうまるくん」と市イメージキャラクター「与一くん」がデザインされている。同寺が那須与一(なすのよいち)とゆかりがあることから企画された。特別御朱印を書き入れ、大祭当日に100部限定(1部2500円)で頒布する。
3日の準備作業には約10人が参加。梵天やしめ縄を作り、みこしを本堂から運び出した。大祭前日の10日にも飾り付けなどの準備を行う。
大祭は午前10時から。(問)同寺0287・98・2606。