伊参スタジオ映画祭 豪華ゲスト 講演や対談 18日から 3日間で16作品上映
第16回伊参スタジオ映画祭(同実行委員会主催、中之条町、上毛新聞社共催)が18~20日、同町のツインプラザと伊参スタジオ公園を会場に開かれる。映画祭誕生のきっかけとなった作品「眠る男」「月とキャベツ」の公開20周年を記念し、例年2日間の日程を3日間に拡大。小栗康平監督や審査員を務めた作家の横山秀夫さん、横山さん原作の映画「64(ロクヨン)」の主演を務めた俳優の佐藤浩市さんら豪華ゲストによる講演や対談が行われるほか、16作品が上映される。
18日はツインプラザで「眠る男」と「FOUJITA」を上映し、小栗監督が講演する。県自作視聴覚ソフトコンクールで最優秀賞に輝いた、中之条六合中制作の短編映像「六合いじめ防止プロジェクト」も上映される。
19、20の両日は伊参スタジオ公園に会場を移す。19日は「64(ロクヨン)」の前編と後編、山崎まさよしさんが主演した「月とキャベツ」(篠原哲雄監督)を上映する。横山さんと佐藤さんの2人の対談と、篠原監督と山崎さん、出演女優の真田麻垂美さんの3人による対談が行われる。
20日はシナリオ大賞の授賞式が開かれ、昨年の短編の部で大賞を受賞した「とっとこ将太」や、中編の部の大賞の「ひかりのたび」が初公開される。
伊参スタジオ映画祭のテーマは「山の中の小さくて大きい映画祭」。若い映画人に制作の場を提供しようとシナリオ大賞を始め、受賞作の映画化も支援している。商業映画で活躍する受賞者も出ている。
映画祭は3日間とも午前9時半開場。チケットは前売り千円、当日1500円。19日のチケットは完売した。問い合わせ、申し込みは実行委事務局の町企画政策課(☎0279・75・8802)へ。
地図を開く | 近くのニュース |