戦国の食生活知って 金山城跡発掘調査展 かわらけや鍋展示 太田
上毛新聞
2016年8月30日
太田市教育委員会は11日まで、市史跡金山城跡ガイダンス施設で、金山城跡発掘調査展「金山城と支城のくらし~かわらけ・なべ~」を開いている。戦国時代前後の食生活に焦点を当て、調理や盛り付けなどに使われたかわらけや鍋などの出土品をメインに展示している。
当時あったとみられるいろりを模型で再現していることも見どころ=写真。素焼きのかわらけよりも高温で焼いた浅めの土製鍋、焙烙(ほうろく)が自在かぎにつるされている。
1565年に長楽寺(同市世良田町)の僧が書いた『永禄日記』(複製)も展示。当時食べていた物の記述も多くあり、興味を引いている。
入館無料。午前9時~午後5時。月曜休館(休日の場合は翌日)。問い合わせは同市教委文化財課(☎0276・20・7090、平日のみ)。
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