暑さに鮮やか、南国の花 宇都宮 ハイビスカス出荷

下野新聞
2016年7月5日

 夏の暑さが本格化する中、宇都宮市徳次郎町の竹原園芸では、気温40度近いビニールハウス内でハイビスカスの出荷作業が続いている。

 朝から蒸し暑くなった4日も、家族ら約10人が花摘みや追肥に大粒の汗を流した。約2千800平方メートルの農場で栽培するのは赤色や黄色などの14品種、約3万5千鉢。直径約15センチの大輪の花が並び、南国のような光景が広がった。

 咲き始めは4月20日で、例年より約2週間遅かった。中元用が落ち着く7月20日ごろまで、忙しさが続くという。全国各地の花市場に出荷するほか、直売も行う。

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