水戸に「歴代梅大使」200人 「54年の歴史、PR励む」

茨城新聞
2016年3月14日

水戸市の観光PRを長年にわたり行ってきた水戸の梅大使を集めて「歴代梅むすめ・梅大使のつどい」が13日、同市常磐町の偕楽園見晴広場で開かれ、70代から10代の女性約200人が一堂に会した。

今年で54代目の梅大使は1963年に誕生。2001年に年齢制限をなくして男性の応募も可能となり、名称も現在の梅大使となった。過去に男性が選ばれたことはなく、これまでに延べ545人の女性が梅むすめ・梅大使を務めている。

式典では、初代梅むすめで都内に住む桑畑(旧姓高橋)つね子さん(73)が「応募は学生時代で、お弁当付きのいいアルバイトのつもりだった。当時は恥ずかしかったが、今は誇りに思う」と振り返り、「歴史ある素晴らしい水戸のアピールに、梅大使として活躍してほしい」と激励した。

現役の梅大使を代表して水戸市在住の尾崎万里子さん(30)が「先輩たちが54年の長い歴史を積み重ね、保たれてきた品格を踏襲し、全員絆を深め、水戸のPRに励みたい」と述べた。

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