スズキ水揚げ本格化 那珂湊漁港、出荷制限解除で

茨城新聞
2016年1月22日

東京電力福島第1原発事故に伴う国の出荷制限が解除され、本県海域でのスズキ漁が再開している。ひたちなか市和田町の那珂湊漁港では21日、スズキ約120キロの水揚げがあり、関係者からはスズキ漁の再開を喜ぶ声が聞かれた。
出荷制限が14日に解除されたことを受け、同港では翌15日、スズキの水揚げが再開された。21日は仲買人らが1キロ約500円で競り落とした。
この日、同漁港にスズキを水揚げしたのは那珂湊漁協所属の山崎丸。船長の山崎明さん(50)は「スズキを捨てるのは本当につらかった。生活が厳しい今、売れるようになってうれしい」と笑顔を見せた。
山崎さんによると、2012年4月の出荷制限以前は、山崎丸のスズキの年間漁獲量は多い時で約4トンに上り、約400万円の収入になった。6、7月の旬の時期には1キロ約1500円で取引されるといい、山崎さんは「夏に向けて頑張って捕っていきたい」と力を込めた。

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