《やってみチャオ》乗馬(高崎市) 軽やかな走り心地よい揺れ 

上毛新聞
2016年1月24日

TRC乗馬クラブ高崎(高崎市南大類町)で、「乗馬試乗体験」に参加した。馬と接したのは過去に2度ほどで、引き馬体験をしたことがあるくらい。一対一で馬と向き合うのは初めてだ。
身支度を調え馬場へ向かうと、茶色の毛並みにつぶらな瞳、口から出したままの舌がチャームポイントのおばあちゃん馬「プラテリーア」が現れた。体重は約500キロ。巨体に一瞬たじろぐ。
スクール担当の高波雄幸さんから、馬は大きな体に似合わず臆病なこと、コミュニケーション能力が高く人の気持ちが分かること、どこを触れられるとうれしいか―などの説明を聞くうちに、「触れてみたい」という気持ちがむくむく。頬や首をなでてあげると気持ちが落ち着いた。
いよいよ馬上へ。手綱の握り方、手の位置、足の位置などについて、無駄な力を入れず楽に乗れるようアドバイスは続く。ゆっくり2周、3周するうちに、視線を上げ遠くを見る余裕が出てきた。
慣れてきたところで、両足を当てて「歩け」の合図を送る。自分では当てているつもりなのだが、片足しか当たっていなかったり、当てる力が弱かったりとなかなか難しい。手綱を徐々に引いて「止まれ」の合図を送るとゆっくり停止。よく訓練されていて感心した。
最後に少し走ることにチャレンジした。半周回るうちに気持ちを整える。高波さんがゴーサインを出すと、プラテリーアが軽やかに走りだす。予想よりはるかに速く感じた。
あっという間の30分間だった。体験終了後も馬に揺られているような心地よさが体に残った。馬の記憶は2カ月ほどだという。プラテリーアに再会するのは、そう遠くないかもしれない。

【メモ】乗馬試乗体験1回コースは3780円。別途レンタル・保険料1280円。問い合わせはTRC乗馬クラブ高崎(☎027・352・5250、10~19時)へ。火曜休み。

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