山伏、激しい舞 龍ケ崎で火防大祭

茨城新聞
2015年12月24日

平和や除災招福を祈る「火防大祭(ひぶせたいさい)」が23日、龍ケ崎市馴馬町の来迎院(らいごういん)(深谷尚永住職)で行われ、たいまつを手にした山伏が、参拝客を前に激しい舞を披露した。

日没が近づき、山伏たちがほら貝を吹きながら境内に現れた。祈祷(きとう)の後、木を組んだ祭壇に火が付けられると、炎が勢いよく立ち上った。火の勢いが収まった後、山伏はたいまつを手に「火生之舞(かしょうのまい)」を披露し、たいまつを振りかざすたびに火の粉が境内に飛び散った。

舞が終わると、山伏や参拝客は、熱く焼けた灰の上を手を合わせながら歩いていた。

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