真壁のひなまつり支局 池に浮かぶひな人形

茨城新聞
2017年2月14日

桜川市真壁町椎尾の椎尾山薬王院で、小舟に乗って池に浮かぶひな人形や池を眺めるひな人形が飾られ、まちなかのひな飾りとはまた違った趣深い雰囲気を醸し出している。

竹林俊充副住職(29)は「元はおたき上げで預かったひな飾りだが、やはり見てもらうのが人形たちの在り方かなと思った」と話し、持ち主の了承を得て飾った。

ひな人形を川に流し身のけがれや厄を落とす流しびなから「ひな人形と舟とは縁がある」と、池に浮かべることにしたという。平安時代の貴族が池で遊んでいるイメージを意識した。

屋外のため強風や降雨、降雪の日は飾らない。「天候の良い日を見計らって来てほしい」と竹林副住職。写真撮影には日が当たる午前11時半~午後2時ごろがお薦めという。

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