二科茨城支部展開幕 個性あふれる350点 水戸で13日まで

茨城新聞
2021年5月9日

「第58回二科茨城支部展」(二科茨城支部、茨城新聞社主催)が8日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(茨城県民文化センター)で開幕した。洋画、彫刻、写真、デザインの4部門に、支部同人の新作と一般公募入選作合わせて約350点が会場を飾り、個性あふれる作品が来場者の目を楽しませている。13日まで。入場無料。

同展は、公募美術団体二科会に所属する茨城県作家の研さんと、地域の文化振興を目的に開催。多様な価値観や自由な作風を重んじ、ベテラン作家だけでなく、新人育成を目指した公募も行っている。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止され、開催は2年ぶり。

会場で行われた授賞式で、同会理事の山中宣明支部長は「コロナ禍のつらい時期でも筆を休めず、力を込めた作品を展示した。今後も支部同人一同、精進していく」とあいさつ。続いて茨城二科賞、茨城新聞社賞、県知事賞をはじめ、4部門の受賞者に表彰状と記念品が贈られた。

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