酒蔵や見世蔵現代アート 桜川・真壁地区 筑波大院生が作品展

茨城新聞
2015年11月12日

筑波大大学院生による現代アート作品を展示する芸術展「壁越しの時差」が桜川市真壁地区で始まった。国登録有形文化財となっている酒蔵や見世蔵など街中の伝統建築を作品展示の舞台としているのが特徴だ。
 筑波大の芸術系大学院の学生10人が作品を出展。創業230年を超す酒造会社、西岡本店(同市真壁町田、西岡勇一郎社長)の国登録有形文化財となっている酒蔵のほか、高久家住宅や橋本旅館、旧真壁郵便局、真壁伝承館に作品を展示している。
 昨年11月には西岡本店の酒蔵で筑波大生による現代アート展「ハナノイアナクロニー」を開催。これに続いての企画だが、1カ所の施設のみではなく、街中に展示エリアを広げた。壁越しの時差実行委員会の学生代表、筑波大大学院人間総合科学研究科芸術専攻1年、藤嶋咲子さんは「ギャラリーではなく、真壁の魅力ある町並みの中に作品を展示することで楽しみながら鑑賞できる」と話す。
 真壁地区は県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているが、2011年の東日本大震災で数多くの歴史的建物が大きな被害を受け、修復が進んでいる。
 会期は30日まで。期間中は学生によるワークショップや公開制作、トークショーが予定されている。開催時間は午前10時~午後4時。問い合わせは展覧会本部の西岡本店TEL0296(55)1171。

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