甘さ詰まった 夏の味覚 メロンの収穫 真岡で最終盤

下野新聞
2020年6月12日

 県内一のメロン産地である真岡市で収穫が最終盤を迎えている。

 同市下籠谷(しもこもりや)、農業海老原恵一(えびはらけいいち)さん(64)は自宅近くのビニールハウスで20アールほどメロンを栽培している。11日には早朝から青肉でさっぱりとした甘さが特徴の「タカミ」を収穫。実を丁寧につるから切り離し、ハウス内には、はさみの軽快な音が響いた。

 今年は気温が低かった期間もあり成長が緩やかになったが、その分糖度が乗っているという。「タカミ」は今月下旬ごろ、赤肉の「クインシー」は7月上旬ごろまでJAはが野管内の直売所などで購入できる。

 海老原さんは「購入後は早めに食べた方が甘さを感じていただけると思う。ぜひ味わってもらいたい」と話した。

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