茨城空港 中国長春、福州便決まる 連続チャーター 11月12日から順次

茨城新聞
2019年10月31日

茨城県は30日、茨城空港(小美玉市)と中国国内の2空港を結ぶ連続チャーター便を中国の青島航空が運航すると発表した。運航は長春(長春龍嘉国際空港)が11月12日から、福州(福州長楽国際空港)が12月3日からで、いずれも週3便。当面は中国からのインバウンド(訪日客)向けのツアー旅行がメインとなり、将来的には個人客向けの航空券販売を目指すという。同航空は茨城が日本の初運航先となる。

同日、中国関係者と共同で記者会見した大井川和彦知事は「チャーター便を契機に定期便につなげていきたい」と意気込みを示し、既存の中国路線と併せ「中国各地とのネットワークが広がる」と力を込めた。さらに、県が進めるパンダ誘致に絡み11月に訪中する予定を明らかにした上で、中国との関係深化にも期待を寄せた。

中国人向けツアーを組む上海不夜城国際旅行社の施紀軍・董事長(とうじちょう)(会長)は「首都圏にあって立地に優れている。茨城を日本旅行の玄関にしたい。成田、羽田は(就航枠が)いっぱいで、茨城がベストの拠点だ」と述べた。

青島航空は2013年設立の新興航空会社で、青島流亭国際空港を拠点としている。今回が日本初就航となる。使用機材はA320neo(180席)を予定している。運航は長春が火、木、土曜日、福州が火、金、日曜日となる。

また県は同日までに、中国の格安航空会社(LCC)春秋航空が西安との定期便を新たに就航したと発表した。同航空はこれまで上海便を運航しており、2路線を担う。

茨城空港の国際定期便は、中国の上海、西安の2路線と台湾の計3路線。今回の定期チャーター運航で計5路線が飛ぶことになる。

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