観光柿狩り、収穫シーズン 石岡

茨城新聞
2019年10月16日

「献上柿」として知られる石岡市八郷地区産の柿が収穫期を迎えている。同市小幡の十三塚果樹団地などで観光柿狩りも始まり、15日は親子連れで楽しむ姿が見られた。
 「西村早生(わせ)」はほぼシーズンが終わり、今後は人気の「太秋(たいしゅう)」「松本早生富有」が食べ頃。11月は甘みが強い「富有」が最盛期を迎える。十三塚、細内の果樹団地と真家の柿農家でつくる「やさと観光果樹組合」には17軒が加盟し、さまざまな味の柿が楽しめる。リンゴやミカンも同時に味わえる果樹園も多い。
 春先の遅霜で、西村早生などは生産量が落ちたが、ほかの品種は順調に育っているという。同組合は「大自然を堪能しながら、甘くておいしい柿を食べて」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同組合(市観光課内)(電)0299(23)1111

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