「地域のお宝」満載 名所、旧跡マップを作成 常陸太田市大里町

茨城新聞
2015年10月29日

常陸太田市大里町の大里1、2の両町会が合同で〝地域のお宝〟満載の散策マップを作成した。歴史ある石仏や由緒ある古墳など名所・旧跡を中心に掲載。マップを基にした案内看板も設置され、両町会は「マップを見ながら町巡りはいかが」とPRしている。
 同町は長者が住んでいたといわれる長者屋敷遺跡や奥州征伐に向かった八幡太郎義家の馬蹄跡をはじめ、石仏群や古墳群が点在するなど「伝説と史跡の郷」として知られる。
 マップ作りは地域の魅力を見詰め直す市のエコミュージアム活動の一環。地域に眠る歴史や文化を掘り起こす活動を2012年にスタートさせた。
 散策マップはA3判カラーで、観音像や石仏群、古墳、御野立所などお宝指定の13カ所をはじめ、歴史ある神社や遺跡などを網羅。「大里町には貴重な資源が多く、実際は100を超えるお宝が見つかった」と大里1町会の鈴木定夫町会長。写真入りの簡潔な地図にまとめ、距離・時間の早見表やお薦め散策コースも盛り込んだ。
 マップ完成を祝うハイキングが17日、同町内で開かれ、住民ら約30人がマップを使って地域を巡った。合わせて同町内2カ所に縦約120センチ、横約100センチの大きな案内看板を設置。「マップを手に取って町内散策を楽しんでもらおう」(鈴木町会長)と、一緒にマップを置いた。
 今後は地域資源の整備や保全、お宝を生かしたまちづくり活動にも力を入れる考えで、大里2町会の圷誠町会長は「地域のお宝が宝の持ち腐れにならないように、しっかりと後世に伝えていきたい」と話した。

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