結城市 マンホールカード配布 「まゆげった」デザイン

茨城新聞
2018年12月20日

地域独自のデザインで全国的に人気を集めている「マンホールカード」に、結城市のマスコットキャラクター「まゆげった」が描かれたマンホールふたが採用された。結城蔵美館(同市結城)で無料配布している。

カードは下水道関連団体などでつくる「下水道広報プラットホーム」(東京)が、下水道事業をPRするために企画。2016年4月から配布され、結城のカードは第9弾として仲間入りした。これまで全国で407自治体の計478種類を発行。県内では水戸、つくば、石岡、鹿嶋など、10自治体で配布している。

結城市のカードの表面にはまゆげったと市の花、ユリが描かれたマンホールふたを、裏面にはデザインの由来などを紹介している。マンホールふたは、水色を基調とした爽やかで愛らしいデザイン。昨年11月から、市民情報センター(同市国府町1丁目)前に設置されている。

配布から3日間で393枚を配布した。カードは指定の場所でしか配布されず、大阪府や東京都、沖縄県から訪れた人もいた。

1人1枚限定で、結城蔵美館で配布する。同館休館日の木曜は、市下水道課で配布している。同課は「下水道の普及に関心を持ってもらうだけでなく、結城の観光振興に広がるといい」と期待する。

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