サンダーズ競り負ける 5位決定戦へ アーリー・カップ北信越 B1の富山止めきれず 献身的プレーに収穫

上毛新聞
2018年9月8日

【長野=宮崎浩治、中里圭秀】バスケットボール男子Bリーグの新シーズンを占う地区別トーナメント「アーリー・カップ」が7日、長野県千曲市のことぶきアリーナ千曲などで開幕した。北信越地区の群馬クレインサンダーズ(B2)は富山(B1)と1回戦を戦い、54―84で敗れた。8日は同所で金沢との5位決定戦に臨む。
▽1回戦
富山 84(19―10)54 群馬
(19―18)
(24―13)
(22―13)

失意に終わった昨季の反省を踏まえ、新チームが目指すのが守備の強化と若手の覚醒。新シーズンの試金石となる一戦で求められるのは、勝敗よりも内容に違いない。群馬はB1の富山に攻守で競り負けたが、劣った部分も含めて今後につながる経験を得た。
3季目の指揮を執る平岡富士貴ヘッドコーチが掲げたのが①セカンドチャンスを与えない②攻守の切り替えの速いバスケットを防ぐ③簡単なシュートを打たせない―の三つ。しかし高い身体能力を誇る富山を止めきれず「やるべきことができなかった」。一方の攻撃では守備を崩せない状態でのシュートミスが目立った。
ただ、随所で個々の献身的なプレーが出たのは収穫だった。若手の新川敬大は内へ切れ込んで外にスペースをつくるなど他を生かした。2年ぶりに群馬に復帰したアブドゥーラ・クウソーは積極的にリバウンドやルーズボールに飛び付き、「みんながチームでやろうという感覚がある。これからもっとよくなると確信している」とほほ笑んだ。
チームをまとめた新加入のガード喜久山貴一は「群馬は仲のいいチーム。ゲームでしっかりコミュニケーションを取れれば、もっと完成度が高まる」と話した。真の船出は29日の開幕戦。この経験を糧に、結束を強めていく。(中里圭秀)

新潟 88―77 金沢

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