じっくり品定め 陶器市開幕益子にぎわう

下野新聞
2018年4月29日

 晴天に恵まれたゴールデンウイーク(GW)初日の28日、県内各地でイベントなどが開かれ、多くの観光客らでにぎわった。

 このうち益子町では「益子 春の陶器市」が同町城内坂、道祖土(さやど)地区などで始まり、早朝から大勢の人が駆け付けた。

 陶器市は毎年春と秋に開かれ101回目。おおむね50の販売店、500のテントが出店し益子焼を中心に雑貨、アクセサリーといったさまざまな手仕事商品が並ぶ。

 最近は若いカップルなども目立つようになり、人気作家の作品を買い求めようとする人が長い行列を作った。来場者は作家との会話を楽しんだり、お気に入りの一品を品定めしたりしていた。

 町観光協会によると、初日の来場者は約4万7千人に上った。

 湯飲み茶わんを手に入れた茨城県神栖市矢田部、団体職員明田定満(あけださだみつ)さん(60)は「毎年、春の連休の楽しみ。普段使いの物を買いに来ています」と話した。5月6日まで。

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