炎に包まれ萌える春へ 渡良瀬遊水地でヨシ焼き

下野新聞
2018年3月18日

 栃木市や小山市などにまたがる渡良瀬遊水地で17日、春の風物詩、ヨシ焼きが行われ、広大なヨシ原が真っ赤な炎と煙に包まれた。

 渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会が主催。病害虫駆除のほか、良質なヨシの育成や絶滅危惧種の発芽促進を目的に毎年実施している。

 ヨシ原の各所に火が放たれたのは午前9時半。前日の雨の影響で燃え広がり方は勢いを欠いたが、付近の土手で待ち構えた多くのカメラマンたちは、立ち上る一瞬の猛火を逃すまいと盛んにシャッターを切っていた。

 主催者によると、この日は約6千人の見物客が訪れた。毎年写真を撮りに来るという千葉県野田市、無職石塚正(いしづかただし)さん(59)は「黒い煙を狙って来た。何とか良いものが撮れた」と目を細めた。

 この日、ヨシは予定していた1500ヘクタールのうち、900ヘクタールが焼けたという。

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