銭湯の富士刷新へ 来月4日 「三吉湯」で公開制作 桐生

上毛新聞
2018年2月23日

桐生市三吉町の銭湯「三吉湯」は、男湯と女湯にあるペンキ絵の背景画を8年ぶりに描き換える。現代の名工で、全国でも数少ない銭湯絵師の中島盛夫さん(72)=東京都練馬区=が3月4日、ペンキ絵を描く様子を公開する。
三吉湯は1931(昭和6)年に開業した。昭和の風情が残る湯を求め、市民が集う憩いの場となっている。ペンキ絵の温かみを残したいと、2003年に中島さんに初めて描き換えを依頼し、今回が3回目となる。
現在の背景画は縦1・3メートル、横3・4メートルで、男湯が富士山と石川県の能登見附島、女湯が赤富士。当日は、中島さんがヘラで絵を剥がした後、筆やローラーを使って、赤や青など4色のペンキで新しい背景画を描く。絵のモチーフは、中島さんが当日決めるという。
店主の大石直樹さん(47)は「貴重なイベントを機に、銭湯に親しんでもらえたらうれしい。見納めとなる現在の絵も見てほしい」と呼び掛けている。
当日は午前10時~午後3時。入館料は500円で、ドリンク付き。昼食として、ソースカツ丼(700円)も味わえる。
通常の営業は午後3時半~同10時。日曜定休。問い合わせは三吉湯(☎0277・44・3277)へ。

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