《食いこ》八千代グリーンビレッジ 憩遊館(八千代町) 特産の白菜でキムチ作り

茨城新聞
2018年1月14日

日本一の収穫量を誇る本県産の白菜。中でも八千代町は栽培が盛ん。八千代グリーンビレッジの日帰り天然温泉施設「やちよ乃湯 憩遊館」に向かう途中、あちこちで白菜畑が目についた。

八千代グリーンビレッジは、広い敷地に憩遊館をはじめ、野菜作りが楽しめるクラインガルテンやコテージ、バーベキュー場、グラウンドゴルフ場などがそろう複合施設。

憩遊館入り口にある直売所では同町産の農産物や加工品が並ぶ。その中に八千代グリーンビレッジを管理運営する八千代町ふるさと公社が作る白菜キムチ「やちよ漬」とみそもあった。隣のレストランではご当地グルメ「白菜メンチカツ」が味わえる。

同公社の大久保裕太さん(29)によると、やちよ漬は、施設内の加工所を利用して以前キムチを作っていた団体が試行錯誤して作り上げた味を受け継いでいる。2012年に同公社が開いた白菜キムチの指導者養成講座がきっかけで憩遊館のレストランスタッフが作るようになった。身近な野菜や調味料を使い日本人好みの味に仕上げているという。

レストラン業務の合間を縫って手作りするやちよ漬。この日は古沢里子さん(70)と大竹のぶさん(66)が施設内の加工所で10キロを本漬けした。年間を通して作っており、1回の量は10、20キロとそんなに多くない。

切った白菜をたるに隙間なく詰め、しっかり重石をして下漬けしておく。春白菜は水分が多いなど季節や種類で状態が変わるため「ちょうどよく水分が抜けるように工夫する」と大竹さん。食材は極力地元産を使う。事前に大根は粉唐辛子とパプリカ、ニンジンやニラなどの野菜は調味料とそれぞれ混ぜ「ねっとりするまでなじませておく」と古川さん。本漬けで下漬けした白菜と合わせる。2人は手際良く漬け込んでいった。

唐辛子のほか、トマトピューレやパプリカを入れ赤さが際立つやちよ漬。大久保さんは「見た目は辛そうだが、そんなに辛くない。鍋に入れたり豆腐にのせたりと、いろいろな料理に合わせやすい」と話していた。

■お出かけ情報
憩遊館
▼住所は八千代町松本592
▼営業時間は憩遊館が午前10時~午後9時(直売所は同8時)、レストランは午前11時~午後8時(平日は午後2~4時休み)
▼定休は第2、4水曜(祝日の場合は翌日)
▼(電)0296(48)4126

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