稲の豊作占う羽根突き 水戸八幡宮、1年の除災招福願う

茨城新聞
2018年1月9日

今年1年の除災招福を祈願する新春恒例の「はねつき・破魔弓神事」が8日、水戸市八幡町の水戸八幡宮(田所清敬宮司)で開かれた。稲の豊凶を占う羽根突きや古式礼射が行われ、大勢が参加してにぎわった。同宮、水戸人形組合主催、茨城新聞社後援。

今年の稲の豊凶を占う年占(としうら)羽根突きでは「全体的に豊作」と出た。全国的に珍しい神事で今年で35回目。日本画家、藤田志朗さん揮毫(きごう)の大羽子板は新成人が奉納した。羽根突き奉納では、あでやかな振り袖の「水戸の梅大使」や新成人らが懸命に突き合う姿に、見守る人々に笑顔が広がった。

古武道の関口流抜刀術や為我(いが)流和(やわら)術は真剣で居合や試斬(しざん)、居組(いぐみ)を、市弓道連盟有志は天下太平を祈る古式礼射を奉納し、気迫の武技に歓声が湧いた。参加した新成人の梅田朋奈さん(20)は「羽根突きは初めてだったが、楽しめた。支えてくれた方に感謝を伝えられる人になりたい」と話した。

本紙文芸欄で公募した「はねつき俳句」の表彰が行われ、最優秀賞の今井明美さんは「羽根突きの機会が減っている。昔ながらの遊びを大事にしたい」と作品の背景を話した。 

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