「ロマネスコ食べて」 古河・総和地区、若手農業者ら収穫

茨城新聞
2017年12月3日

古河市総和地区で、カリフラワーの一種「ロマネスコ」が収穫時期を迎えた。生産に取り組む若手農業者たちが丁寧に葉をそぎ落とし、品質を確認して箱詰めする作業に追われている。クリスマスの時期に需要が増し、年末ごろまで収穫は続く。

イタリア原産のロマネスコは、葉に包まれたこぶし大の花蕾(からい)が食用として使われる。鮮やかな黄緑色とドリルのような円すい状の凹凸が特徴だ。カロテンやビタミンB群など栄養も豊富。カリフラワーと比べてさっぱりとした味で、湯通ししてサラダやパスタの具材などに利用される。

同市では2012年から栽培がスタート。昨年度は埼玉県の市場に1ケース約8キロを約1630ケース出荷した。本年度はJA茨城むつみ総和地区園芸部会青年部に所属する17人が、約8千平方メートルの農地で生産している。

同青年部長の同市砂井(いさごい)新田、枝清光さん(46)方では、年間約250ケースを出荷。今年は台風により育成が遅れ、葉先が変化するなどの影響があったが、市場価格はまずまずという。

生産の安定化やサイズの統一化など、産地は多くの課題も抱える。その困難を乗り越えて「良いものが収穫できた時はうれしい」と枝さん。同JAは今月、市内の学校給食に初めて提供するなどPRに努めており、枝さんも「古河市産を見掛けたら手に取って食べてほしい」と呼び掛けていた。 

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