五穀豊穣願うたいまつ 子どもら山道登る 桜川で祭り

茨城新聞
2017年9月1日

たいまつをかざして山を登り、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願う「かったて祭り」が8月31日夜、桜川市真壁町山尾の五所駒瀧神社で開かれた。氏子や子どもたちによるたいまつの列が、同神社から権現山へと続き、暗闇を赤く照らした。

祭りは、同神社の氏子が権現山の山頂に鎮座する富士浅間神社に神火を奉納する。二百十日の前夜に行われ、山尾地区の氏子が主体となり古くから行われてきた。「かったて」は火をかきたてる、山をたき上げるなどの意味がある。

午後6時から始まった神事の後、氏子や地元の野球少年団「真壁ピーチスターズ」の子どもたちが、一人ずつ竹とまきで手作りしたたいまつをかざし、山道を登っていった。

険しい登り坂を約20分かけて歩き、権現山の中腹まで到着。一行は、キラキラと光る真壁の夜景を見下ろしながら、神社脇から打ち上げられた花火を眺めた。

参加した山中昊輔君(12)は「山道はつらかったけど、花火を見たら疲れも吹っ飛んだ」と笑顔を見せた。

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