武将・戸沢政盛を顕彰 小美玉 5市町がサミット

茨城新聞
2017年7月23日

戦国時代末期から江戸時代初期の武将、戸沢政盛(1585~1648年)を顕彰し伝承していこうと、ゆかりのある関東や東北の5市町の関係者が集う「戸沢サミット」が22日、小美玉市小川の小川文化センターで開かれた。

式典に続き、政盛についての講談や茨城大人文社会科学部教授の高橋修氏、大田原市教育委員会の山川千博氏による「中世の小川と戸沢氏七千石の成立」と題した講演が行われた。戸沢家15代当主の戸沢充さん夫妻も、在住の都内から駆け付けた。

新庄藩(山形県新庄市)の礎を築いた政盛は、角館(秋田県仙北市)の戦国大名家の生まれ。8歳で家督を継ぎ、関ケ原の戦いの直前に上杉景勝の陰謀を徳川家康に知らせたり、会津征伐に加勢するなどの手柄により、佐竹氏後の常陸国に4万石を与えられた。小河城(小美玉市)城主として4年間、松岡藩(高萩市)藩主として16年間この地を治めた。サミットには小美玉、高萩、新庄、仙北の各市と雫石町(岩手県)が参加。4年前、高萩市で始まった催しは、毎年持ち回りで開かれてきたが、小美玉市を最後に一区切りとなった。

サミットの中で、島田穣一・小美玉市長は「つながった縁を大切に、さらなる友好の絆を深めたい」、深谷政光・雫石町長は「サミットを機に、互いに手を携えて交流を広げたい」とそれぞれあいさつ。今後、5市町は何らかの形で同様の集いを継続していく方針を決めた。 

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