茨城産サツマイモ、スイーツで魅力PR プリンやケーキ、商品続々

茨城新聞
2017年6月16日

全国有数のサツマイモ産地の茨城県でサツマイモを使ったスイーツが注目されている。2017年度の「いばらきスイーツコンテスト」では、県産サツマイモをテーマに県内各店が味や見た目を競い合い、洋菓子、和菓子両部門で計21点が入賞。5月26~28日に県庁で開かれた「いばらきスイートフェア」には入賞各店を含む64店舗が出店し、多くの来場者でにぎわった。おしゃれなスイーツ商品の開発は、和洋菓子各店の振興だけでなく、茨城県産サツマイモのPRにも一役買っている。

▽定番化も

同コンテストでグランプリに輝いたのは、洋菓子部門がパティスリーKOSAI(水戸市)の「サツマイモとオレンジのモンブラン」、和菓子部門がきね八(同)の「いばらきの味」。

「サツマイモとオレンジのモンブラン」は、サツマイモとオレンジを組み合わせ、サワークリームの爽やかな味とココナツの食感などが楽しめる逸品。定番商品への格上げも視野に入れながら、しばらくは店頭販売を続ける予定だ。

「いばらきの味」は、県産の「紅あずま」を使った芋あんをシナモン入りの求肥(ぎゅうひ)で包み、紅白練り切りあんを飾り付け、春を表現した。店頭販売は6月末で終了するが、きね八は「好評ならば、秋の新商品販売と合わせて再登場もあり得る」としている。

▽「特別な日」

スイートフェアに出品されたのは、ケーキ、シュークリーム、プリン、どら焼きなどさまざま。

つくばぷりん(桜川市)が手掛けた「焼き芋のぷりん」は、品種「紅天使」の焼き芋風味がある濃厚で滑らかな食感が特徴。

日立和洋菓子いちかわ(日立市)のブースには、紅あずまをペースト状にした芋あんと生クリームを合わせた「芋太鼓~生どらやき」を目当てに女性客らの長い列ができた。

メロン、緑茶、イチゴなどに続く同社の「生どらやきシリーズ」の新商品で、安田浩太チーフは「今後も地元・茨城の食材を使いながら、『ちょっとだけ特別な日』のお役に立ちたい」と笑顔を見せた。

▽地産地消

スイートフェアは2012年に始まり、今回が6回目。県内外のスイーツファン注目のイベントとして定着している。水戸市内のママ友グループとともに来場した女性(35)は「初めて来たが見ているだけでも楽しい。全ブースを見て回りたい」と話した。

フェアやコンテストは、地産地消に向け、地元食材のイメージアップや消費拡大を図るのが狙い。これまでメロンやイチゴ、お茶などをテーマとしてきた。

今回のテーマのサツマイモは本県が全国1位(15年)の産出額を誇る特産品で、干し芋用も含めてさまざまな品種が栽培される。フェア開催を契機に、特産の干し芋や、専用品種の開発で人気が高まる焼き芋に続き、サツマイモ菓子の売り出しにも力を入れていく。

フェア実行委員長で県洋菓子協会長の根本高行さんは「今回も各店がいい商品を作ってくれた。県産サツマイモのPRにつながればいい」と期待を込めた。

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